長崎の日本酒2大巨塔はこれだ!

2019/4/7

六十餘州 純米大吟醸

(ろくじゅうよしゅう じゅんまいだいぎんじょう)

<製造元住所>

今里酒造 長崎県東彼杵郡波佐見町宿郷596

<歴史>

230年の老舗で創業は明和(江戸時代)です。
六十餘州の由来は昔の日本は地域が60カ所ほどに分かれており、日本全国のことを六十餘州と表現しています。
その名残りから六十餘州が名付けられた意味は日本全国老若男女あらゆる人たちに飲んでほしいとの希望がこめられています。
純米大吟醸とはアルコールの添加をせず、麹の歩合が15%以上であること、精米の歩合が50%以下であることと定められています。

<味・香り・特徴>

ほどよい渋みと酸味があり、とてもパワーを感じるお酒です。コクがしっかりとある中にもとても洗練された飲み心地の良い味わいとなっています。
飲み終わりの余韻が素晴らしく、喉を通り鼻を抜けもう一度口の中全体に感じられるほどです。

少し甘口なので、日本酒があまり得意でない方や、初めて飲む方におすすめです。ガツンと香るわけではなく、完熟したメロンをほうふつとさせるようなほのかな吟醸の風味がただよってきます。
アルコール度数は17%ですので、飲みやすいからといって飲みすぎで二日酔いには注意が必要です。和食にはもちろん合いますが、特におすすめしたいのが中華料理との融合です。
中華料理のあぶらっこさをほどよく中和してくれるため、食中酒として絶品です。

長崎美人 大吟醸

(ながさきびじん だいぎんじょう)

<製造元住所>

福田酒造 長崎県平戸市志々伎町1475

<歴史>

福田長治兵衛門創業の江戸時代前期元禄元年です。
日本本土の中では最西端にあるとされる酒蔵です。
現代では数々の受賞歴を持ち、14代にまで受け継がれた福田詮社長の手腕も確かなものだとうかがえます。

焼酎や日本酒、薬味酒の販売製造はもちろんのこと、他にも焼酎の柏を使った有機肥料を開発し製造しています。
大吟醸とは多少のアルコールを添加し、麹の歩合が15%以上かつ精米の歩合が50%以下のことを指します。

<味・香り・特徴>

味は全体的に柔らかく、辛口と明記されていますがほんの少し甘口です。
いやな癖がないため大吟醸本来の味が楽しめます。
香りは軽く吟醸香が多少する程度ですが、その分フルーティな味わいが深く美人という名に負けることのない程に数々の受賞歴があり名実共にきれいさを感じます。

アルコール度数も17%となっていますので親しみやすいです。
熱燗でも風味が立っておいしいのですがそのままの味わいを楽しむのであれば冷やで飲まれることをおすすめします。

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