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2019/3/25

有酸素運動が糖尿病の発症を予防

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近年、高齢化社会を迎えて国民全体に健康志向が強くなっており、高齢者にジョギングをする人が多くなっています。

運動不足が心臓病や脳卒中、高血圧、糖尿病などの発症を高め、死亡のリスクを上昇させることが多くの研究で証明されています。
特に、糖尿病は心筋梗塞や脳卒中の引き金になる可能性があります。

糖尿病の原因

糖尿病は血液中のブドウ糖(糖質)の濃度が上昇した時に、それを抑える働きをするインスリンが不足したり、働きが低下したりすると発症します。
高血糖による糖尿病が悪化すると、エネルギー源となるはずのブドウ糖を細胞の中に蓄えることができなくなり、余ったブドウ糖がコレステロールに変化します。

そのコレステロールが動脈を硬化させ、それが進むと最後には心臓や脳の病気を引起すことになります。
高血糖は食べ過ぎや運動不足などの生活習慣が大きく影響しています。

運動による予防

糖尿病の予防の第一は原因となる血糖値を上げないことであり、それがインスリンの負担を減らし、インスリンの過度な分泌を必要としなくなります。
つまり、血液中にある糖質を減らせば血糖値が下がります。
ただ、糖質を減らすといっても、糖質は主に米やパン、麺類に含まれており、日本人の主食です。

また、人間は何もしなくても脳でものを考えたり、細胞が活動したりするための資源となるエネルギーが必要であり、そのエネルギーの基になるのが糖質です。

従って、糖質は人間が生きていく上で必要不可欠な栄養素であり、一定量は摂らないと生命の危険をもたらします。
糖質を省くのではなく、血液中に余らないようにエネルギーとして消費させることが理想です。
それを可能にするのが、運動です。

有効な運動

ウォーキングやジョギング、サイクリングなどの有酸素運動は血糖値をコントロールし、インスリン抵抗性を向上させることができます。
それによって動脈硬化が抑制されるとともに、脂質代謝が改善され、結果的に脳や心臓の病気の予防に繋がります。

1.血糖値のコントロール

運動をして筋肉を使うと、血液中のブドウ糖や脂肪酸をエネルギーの材料として筋肉に取込むため、血糖値が下がる効果を得られます。
また、運動でエネルギーが消費されると新陳代謝が促進され、血行が良くなるとともに、心臓や肺の機能が向上する効果もあります。

さらに、運動することはストレス発散や気分転換にもなり、精神的にも良い効果が得られます。

2.インスリン抵抗性の向上

運動を継続すると、インスリン抵抗性が向上します。
インスリン抵抗性とは、血糖値を下げる働きをするインスリンが効きにくい状態のことです。
これは、肥満などによって体内に脂肪が蓄積されると、インスリンの働きを妨害する物質が作られることで生じます。

インスリンの働きが低下すると血糖値が下がらないため、膵臓は血糖値を下げようとインスリンの分泌を増加させます。
すると、しまいには膵臓が疲弊し、機能が低下することで糖尿病が発症しやすくなります。

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