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2019/10/27

南山手の斜面地から人の交流を生む、つくる邸のご紹介。

ひでおひでお

ボマイエをはじめて半年以上が経ちました。ありがたいことに、いろんな地域のイベントなどにも参加させていただいて、その中で、南山手で空き家を再生し、斜面地の活性化に取り組む、団体「つくる」を運営する、ろんさんと出会いました。前々からTwitterなどで存在を知っていたので、すぐに取材交渉をしました。

つくる邸とは?

5年前に南山手にできた空き家を再利用してできたシェアハウスで、ただのシェアハウスではなく、地域の方との交流を大切にし、多くのイベントを開催しているコミュニティスペースでもあります。水曜日の12時〜17時までが無料開放デーということでその時間にお邪魔しました。

The長崎の坂道が続きます。

長崎バスで小曽根というバス停で降り、いざ、つくる邸へ!と意気込みましたが、The長崎という坂道が続いていることにまず驚き、そして足に乳酸がたっぷりとたまる感じがしました。笑

坂を登り切り突き当たりを、右に曲がり、グラバー通りをさらに進みます。

こちらの階段が左手に見えるので、ここからはもうひと踏ん張り。

小さな看板なので見逃さないように。こちらがつくる邸の入り口です。

石橋という電停からスカイロードというエレベーターを利用して3階まで登ると、坂道を登るのを軽減してつくる邸にたどり着くことができるらしいです。今後はそっちの道でお邪魔します。

オープンデーが毎週水曜日12:00~17:00

早速、つくる邸内に入らせてもらうと、すでに地域の方が、長崎の港が一望できる外を眺めて、コーヒーを飲まれていました。斜面地だからこその景色を眺めながらのコーヒーは至福のひと時であること間違いありません。

このように、つくる邸はシェアハウスとして、運営のろんさんともう一人の方が住まわれているのですが、毎週水曜日12:00~17:00はオープンデーとして居間部分を共有スペースとして地域の方や観光客の方に公開されています。つくる邸について、ろんさんに語っていただきました。

シェアハウス&コミュニティスペースつくる邸

つくる邸のきっかけは、大学時代に卒業研究として長崎の斜面地を調査した時にさかのぼります。そこで斜面地の調査研究をする中で、空き家問題や人口減少の実態を知り、調査研究だけでなく、地域に入ってなんとかしてみたい。という想いが芽生え、そのタイミングで空き家を調査して、現在のつくる邸を発見し、自ら地域の方に空き家活用をしたいということを伝えて、了承を得たことから、つくる邸がスタートしたそうです。

当時のつくる邸の様子。

空き家となり全く使われていなかったお家。ここを片付けることから始まったそう。

空き家を活用する取り組みは多くの方が協力をしてくれたそうで、ゴミを出すところから、壁のペンキ塗りまで、さらには改装費用もランタンフェスティバルで出店をして稼ぐなど、活動を行なったそうです。地域の方から家電などの物資も供給してもらい、つくる邸を完成へと繋げていったそうです。この行動力と人を巻き込む力には感動しました。

ランタンフェスティバルでの出店の様子

そしてつくる邸の完成。

地域の方の協力などを経て、つくる邸ができたというストーリーはぐっときますね。

斜面地ならではの魅力を発信する。

つくる邸では斜面地=ネガティブなイメージを払拭するべく様々な取り組みを行われています。

斜面地で花火鑑賞会

斜面地だからこそ港で打ち上げられる花火を目の前で鑑賞できるという素敵な体験。

斜面地ピクニック

斜面地にレジャーシートを敷いて、斜面地の空き地を利用させていただき、長崎の街を一望しながら、みんなでピクニック。

浪の平ピクニックマップ&つくる邸近隣マップ

つくる邸に来てもらうだけでなく、来てもらったら、街の魅力を伝えることのできるようにつくる邸の近隣マップなどを作成。

七草粥を地域の方と一緒につくる。

地域の方と協力をして、斜面地で育った七草を採取し、七草粥を一緒に作って、食べるという体験も実施されています。

このように地域の方とつくる邸に訪れた方が交流できる環境づくりをされています。

最近では農園も

最近では山手農園と呼ばれる農園も始めたそうです。元々、段々畑であった場所に、人口増加で家が建ち、現在はそこが人口減少と共に空き家になるという状況で、人の移住もそうですが、そこを元の姿に戻し農園として活用するという切り口でも街の活性化に取り組んでいるそう。坂を降りれば、すぐに市内で登れば農園というのは長崎特有になりそうで非常に面白い取り組みだなと感じました。

精霊船作り体験も

高齢化が進み、担い手が減っている精霊船作りにも、体験できるという作り手との交流の場を作り、継承ができるような取り組みも行われています。

最後に

このような取り組みを長崎で実際に5年間もされているということを聞いて驚きと感動を覚えました。今後、ボマイエでも、つくる邸と地域や人を繋げる役割ができたらなと思います。いい体験とお話をさせていただけたこと。つくる邸の運営者ろんさんに感謝します。斜面地が好きになる、つくる邸。興味の湧いた方は毎週水曜日がオープンデーなのでぜひ足を運んでみてください。

施設名シャアハウス&コミュニティスペースつくる邸
住所長崎県長崎市南山手町13-24
オープンデー水曜日12:00~17:00(入場無料です。)
リンクホームページ
つくる邸Twitter
ろんさんTwitter

この記事を書いた人
ひでお

ひでお

ボマイエの運営。長崎市で現在1人だけの地域おこし協力隊。琴海地区の魅力を発信&新たな魅力を作ります!2020年はTOEIC満点も目指してます。現在890点。

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